人事評価制度改善プログラム研修

《人事評価制度改善プログラム》
~個性人事評価制度~

納得できる人事評価基準できていますか?

(独)労働政策研究・研修機構による従業員の意識と人材マネジメントの課題に関する調査(従業員調査)では、「仕事に対する意欲が低くなった理由」の第2位は「評価の納得性が確保されていないから」です。
ちなみに第1位は「賃金が低いから」です。

人が人を評価・査定する人事評価は確かに難しいものです。絶対はありません。
評価・査定が難しいと言われる主な原因に「ヒューマンエラー」があります。
有名大学卒という肩書で仕事もできるだろうと思い込んでしまうハロー効果
評価直前の出来事(良くも悪くも)で全体を評価してしまう期末効果
部下に良く思われたいという思いから甘い評価になる寛大化傾向などです。
これらは技術的な方法で回避することが可能ですが、個人の価値観や感性によるものは自分でも気が付きにくいものが多く容易ではありません。

例えば・・・ 動くことが仕事だと思っている上司は、とにかく動いている社員を高く評価します。
机の上に何もない状態が整理整頓だと思っている社長は、モノがきれいに定位置にあっても整理整頓ができているとは評価しません。
 
もし、社員一人一人の個性(価値観)がわかれば、評価する側と評価される側の双方が強みと弱みを理解し、「納得できる評価基準」を期首面談で話し合うことができるので、会社の進むべき方向、ベクトルを合わせることができます。
 
社員の個性を統計的に分析し、本来持っている価値観、強みや弱み、得意な業務内容、モチベーションの上げ方、思考パターンなどを社員ごとにまとめてカルテ化することで、画一的な全社員共通マニュアルではなく、社員一人一人のオリジナルマニュアルを作成することができます。